知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ
『月,水,金』の週3回更新!(予定)

こんにちは、さち です。
仕事などで使う機会も多いエクセル(Excel)
あなたは使いこなしてますか?
今回は、エクセルで覚えておきたい実用的な小技
「印刷時に各ページの表に見出しを付ける方法」
「数値に単位を付けてもそのセルを数値として扱う方法」
の2つを紹介します。
印刷時に各ページの表に見出しを付ける方法

通常、エクセルで長い表を印刷すると
上の画像のように1ページ目にしか見出しが付きません。
これだと、2ページ目以降を見るとき
数値が何を意味しているのか分かりにくすぎる!
(例だと、何の科目の点数なのかさっぱり分からない)
2ページ目以降にも表の見出しを付けたい!
そんなときは、下記の操作を行ってください。
- 「ファイル」→「ページ設定」。
- 「シート」タブを開き、「行のタイトル」の右端のアイコンをクリック。
- 見出しに使う行の番号をクリックして
「ページ設定-行のタイトル」ウィンドウの右端のアイコンをクリック。 - 見出しの範囲の入力を確認したら
「OK」をクリックして「ページ設定」ウィンドウを閉じます。
2ページ以降も見出しが印刷されます。

数値に単位を付けてもそのセルを数値として扱う方法
言葉だけではピンとこないと思うので実際の例を見ながら解説してみます。
例えば、この表の点数に「点」という単位を付けるには?

普通に「点」を追加すればいいだけじゃん!

…と思いきや、この方法だと
セルが「文字列」として扱われるため計算結果がズレます。
本来、合計は「459」なのに「364」になっています(「95点」が除外された)。

こんなときは、下記の操作をしましょう。
- 単位を付けるセル上で「右クリック」→「セルの書式設定」。
- 「表示形式」タブを開き、分類の「ユーザー定義」をクリック。
種類から「0」を選択(自分で入力してもOK)。
小数付きは「0.00」等、桁数コンマ付きは「#,##0」を選びましょう。 - 「0」の後に「点」を追加したら
「OK」をクリックして「セルの書式設定」ウィンドウを閉じます。
表示では「95点」と単位が付いていますが
セル内容は「95」のままなので数値として扱われます。

そのため、「合計」の値もズレません。

ちなみに、「形式を選択して貼り付け」で「書式」を選択すれば
「セルの書式設定」のみを他のセルにコピーできます。

実際にコピーするとこんな感じ。
「点」が追加されても入力した数値は変更されません。

ランダムな数値を入力する(おまけ)
今回、サンプルの表を自作したのですが点数の手入力が大変なので
途中から数値をランダム入力する関数を使いました。
(画像は一部しか見えてないけれど80人くらい用意してた)
使った関数は「RANDBETWEEN」という関数。
ただし、この関数は通常インストールでは使えないことがあり
その場合、インストールディスクから追加インストールが必要です。
RANDBETWEEN関数の使い方は下記のとおり。
40~100の間の数値をランダムに入力する場合
=RANDBETWEEN(40,100)
=RANDBETWEEN(40,100)
追加インストールしたのに
関数を入力すると「#NAME」とエラーが出る場合は
メニューの「ツール」→「アドイン」と進み
「分析ツール」にチェックを入れましょう。
RANDBETWEEN関数は
何か操作をする度に値が変更(更新)される仕様なので
値を固定したい場合は、関数を入力したセルをまとめてコピーして
「形式を選択して貼り付け」で「値」を選び貼り付けましょう。
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