知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ
『月,水,金』の週3回更新!(予定)

こんにちは、さち です。
Excel を使っている時に
突然、カーソルがとんでもなく端まで吹っ飛んだ経験ないですか?
原因は、「Ctrl + 矢印」キーの誤爆です。
ただ、この機能、上手く使えばデータ入力の時にすごく便利なんです。
理解すれば、誤爆しても一瞬で元の位置に戻れるようになるので
ぜひ覚えて使いこなしましょう!
使いこなし1 - データ入力が途切れているセルまでジャンプ
「Ctrl + 矢印」キーを押すことでデータ入力が途切れているセルまで一気にジャンプできます。
言葉だと分かりにくいと思うので、実際の例を見てみましょう。
- 例えば、このような表があります。
カーソルを「C1」に置いた状態で、「Ctrl + ↓」キーを押すと…… - 「C1」より下にあるセルで、データ入力が途切れているセル「C4」までジャンプします。
データが未入力のセルの隣まで一気に移動できるわけです。
ちなみに、この操作に「Shift」キーを加える(「Ctrl + Shift + 矢印」キーを押す)と
セルのジャンプと選択が同時に行うことができます。
これも地味に便利なのでぜひ使いこなして下さい。

使いこなし2 - 次にデータ入力されているセルまでジャンプ
隣接したセルが空白である場合次にデータ入力されているセルまで一気にジャンプします。
言葉だと分かりにくいと思うので、実際の例を見てみましょう。
- カーソルを「C4」に置いた状態で、「Ctrl + ↓」キーを押すと……
- 「C4」より下にあるセルで、空白でないセル「C9」までジャンプします。
- ちなみに、カーソルを空白のセル「C6」に合わせて「Ctrl + ↓」キーを押すと……
- この場合も同じく空白でないセル「C9」までジャンプします。
これで、「Ctrl + 矢印」キーを誤爆して
カーソルがシートの端まで吹っ飛ぶ原因も分かりましたよね?
その方向に空白でないセルがないためです。

元の位置に戻るには、誤爆と逆のことをすれば良いのです。
例えば、「Ctrl + ↓」キーでシートの下端まで吹っ飛んでしまったときは
「Ctrl + ↑」キーを押せば、一瞬で元の位置に戻れます。
マウスのホイールで一生懸命スクロールする必要なんてありませんよ。
注意点
空白のように見えるセルであっても「数式」や「スペース」が入力されているセルは空白と見なしません。
- 例えば、カーソルを「D1」に置いた状態。
ここで、「Ctrl + ↓」キーを押せば、「D4」にジャンプするかと思いきや…… - 「C9」まジャンプしてしまいます。
- 「D5」~「D8」のセルは空白ように見えますが、実際は数式が入力されているからです。
まとめ
「Ctrl + 矢印」キーについてのまとめ。- 「空白セル」と「入力済みセル」の境界にカーソルを移動する機能である
- 見た目が空白でも「数式」「スペース」は入力済みセルと見なされる
- 「入力済みセル」がないとシートの端まで飛ぶが、同機能ですぐ戻れる
一度理解すれば、誤爆も大した問題ではなくなりますし
むしろ、データ入力時のカーソル移動に役立つ便利な機能です。
ぜひ使いこなしてみて下さいね。
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